ニュースレター(25)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

姿勢を正すと3歳若返る    似顔絵(孝夫).jpg

 姿勢は大切です。でも「あなた、姿勢が悪いよ。」とは誰も言ってくれません。言ってくれるのは親だけです。私も父には耳がタコになるほど「姿勢を正せ。」と言われました。父から教わった方法は3段階法です。まず最初にあごを引くことです。次に胸を張ること。最後に肩の力を抜くのです。最初はあご、胸、肩と順を追ってやりますが、慣れてきますと、この3段階を一瞬にして行うことができます。
 姿勢を正す効能はたくさんあります。胸を開くことにより、たくさんの空気が肺に送り込まれ、身体各部に新鮮な酸素が送り込まれます。また姿勢が良いと胃を圧迫しません。消化機能が正常に働き、食べた物の吸収がよくなり、元気になります。これも1日や一週間では効果を期待できませんが、半年、一年、三年と月日を重ねていきますと効いてきます。さらに姿勢を正しますと、歩く姿が、人によって個人差はありますが、3歳くらいは若返ります。  
散歩イラスト
 人は一つの物事をなんとか3ヶ月続けますと、身に付き、習慣となります。これを生理的順応といいます。歯を食いしばってでも3ヶ月続ければ、自分のものとなります。他のことでもぜひ試してください。たとえば、早起きとか、語学学習とか、習い事など何でもそうです。
 ところで人間は、重力に逆らって生きています。いつも地球の中心に引っ張る力、これが重力ですね。この重力にどこにいても、いつも引っ張られています。そしてその力に対抗して我々は動いています。これはあたかも、鮭が流れる川をさかのぼる姿です。生きている姿です。産卵を全うし、その生涯を終えた鮭は、今度は川の流れるままに流れていきます。我々も最後は重力に逆らえず横たわります。
 生きている間は、重力に逆らって動くための特別な筋肉が備えられています。これらの筋肉を重力に逆らう筋肉という意味で、抗重力(こうじゅうりょく)筋と呼びます。たとえば背中にある背筋、お腹にある腹筋、足にある太ももとその後にある筋肉。そしてふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)などです。生きている限り、これらの筋肉のお世話になっています。これらの筋肉は休むことができません。それゆえ、いつも鍛える必要があります。どうしたらよいか。もうお分かりですね。そうです。歩くことです。毎日動くことです。それらの筋肉を使うことにより、筋肉はさらに強くなり使いやすくなります。人間の体は「使えば使うほど、使いやすくなる。」これが原則です。
これから良い季節を迎えます。日本の四季を味わいながら、まずは家の周りを歩いてみましょう。


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*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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