ニュースレター(36)[坂路接骨院]東岩槻駅徒歩5分

坂路接骨院

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ゆい通信016号

ベトちゃんドクちゃん 似顔絵(孝夫).jpg

 先日テレビで、ベトちゃんドクちゃんで有名になったドクちゃんの元気なお姿を見ることが出来ました。ご存じの通り、ベトちゃんドクちゃんはベトナムで生まれた結合性双生児。ベトナム戦争で大量に使用された枯葉剤の成分ダイオキシンの影響ではないかと言われています。生まれ出た時、彼らは2つの上半身と一つの下半身がY字状につながっていました。1981年2月のことでした。7年後に兄のベトちゃんが急性脳症となり、このままでは二人の命が危ないということで分離手術が行われ、成功しました。しかし、それから9年後兄のベトちゃんは残念ながら力尽きこの世を旅立ちました。ベトちゃんドクちゃん写真残された弟のドクちゃんの下半身は兄と分け合った右足だけです。松葉杖を使用しますが、元気に生活しています。2006年ドクさんは結婚され、現在は男女の双子も与えられ、幸せに暮らしています。
 私が驚いたのは、彼の歩きっぷりです。右足と松葉杖だけで本当に早く歩いているんですね。階段も上るそうです。もちろんここまで来るまでの彼の努力は大変なものがあったと思います。継続は力です。
 彼の姿を見るにつけ、いつもこの欄でお話ししていることが実際に起こっていることが確認できます。まずは、人の体は使えば使うほど使いやすくなること。初めはドクさんもたどたどしい歩きだったと思います。しかし毎日毎日訓練することにより、筋肉が強化され、関節が動くようになります。そうです、関節は関節面に力がかかるほど滑りやすくなることも大事な法則の一つですね。初めは立ち上がれなかったドクさんも、ドクさん写真立ち上がるようになり、関節面に垂直の荷重がかかるようになると、関節面が滑るようになり、飛躍的に動きが良くなったのではと想像できます。ドクさんの生き生きした笑顔を見るたびに、人間の体の仕組みの素晴らしさに感動すら覚えるものです。
 最後に、分離手術にあたっては、日本の優秀な技術を持った医師団がベトナムに駆けつけ、彼の手術成功に大いに貢献したことを記しておきます。







似顔絵(孝夫).jpg
似顔絵(則子).jpg似顔絵(とも恵).jpg


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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