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坂路接骨院

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ゆい通信016号

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形の大切さ 似顔絵(孝夫).jpg


 私たちの身のまわりには、形を大切にしていることがたくさんあります。格技においては、柔道の形、空手の形、そして相撲の土俵入りなどはその典型です。形はそれぞれの格技の動きの本質を現しています。かつて映像で空手の形のチャンピオン、宇佐美里香さんの演技を見たことがありました。身震いしました。きびきびした動きの中に神がかった美しさがあったのです。
 人の体も実は形がとても大切です。人の場合、形というより姿勢という言葉に置き換えたほうがわかりやすいと思います。よく父が「姿勢を正せ。」と繰り返し言っていたのを覚えています。すでに亡くなった父の声が今でも聞こえて、姿勢を正す毎日です。姿勢が悪いと猫背になります。そのため肺が圧迫され、本来の肺の容積が狭くなります。狭くなりますと、当然取り入れる酸素の量が減ってきます。短い期間では問題になることはないでしょう。しかしそれが5年10年続いたらどうでしょう。酸素の供給が少なくなるわけですから、体のどこかに不具合が出てもおかしくありません。「姿勢を正せ。」とは他人は決して言ってはくれません。曲がってきたなと心に思うだけです。言ってくれるのは親だけです。実にありがたいことです。ですから、みなさんも子供、孫には口酸っぱく「姿勢を正せ。」と言ってください。これは親の責任の一つと思ってください。
 接骨院の仕事も実はこの形を正すことがとても大事な仕事の一つです。例を挙げて説明します。道でつまずいてよく足を捻挫します。強く捻ると骨折することもあります。昔の人は良く下駄を履いていて、がくんと強く捻り骨折しました。それゆえ、足の外側の骨折を通称「下駄骨折」と言います。最近ではあまり見られなくなりました。確かに下駄を履いて外を歩く人が減っていますね。しかし捻挫はよく見受けます。小さい子供から大人に至るまで日常茶飯事に起こっています。捻挫した時に、接骨院に行くべきか、ただ湿布を張っていればいいのかと悩むところです。一つの判断ポイントをお教えしたいと思います。まず捻挫したほうの足一本で立ってみて下さい。痛みがある時は接骨院です。なぜなら、そのような場合、間違いなく足の関節の形が狂っているからです。接骨院で整復し、形を整えてもらってのち固定するのが治る近道です。そのままでも時間がたてば痛みが減少しますが、関節の形が狂っているため、少し長く歩いたりするとすぐ疲れたり痛くなったりします。そこがその人の弱点となってしまいます。弱点は少ない方が良いに決まっています。
 接骨院のスタッフは「柔道整復師」という国家資格を持っています。この「整復」という言葉の中に体の形を正しく治すという意味があることをぜひ覚えていただければ幸いです。






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似顔絵(則子).jpg似顔絵(とも恵).jpg


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。この通信が一人一人を結びつけ、健康な毎日を送っていただく手助けになればと思い名付けました。

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院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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