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坂路接骨院

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ゆい通信016号

忘れてならない体のルール 似顔絵(孝夫).jpg

 毎日体を診ていますと、体にはある大切なルールが存在することに気付きます。それは、「体は使えば使うほど使いやすくなる。」ということです。ただし、個人差はありますが、使いすぎはもちろん体によくありません。
 現在活躍しているスポーツ選手を見ると、このルールを
 よく理解できると思います。ヤンキースに高額の契約金で招かれた田中将大投手。高校時代の体格と比べると雲泥の差。素晴らしい筋肉を獲得しています。また、投球も剛速球ながらコントロールも素晴らしいものがあります。これは我々の目に見えないところでの練習の賜物です。毎日毎日、繰り返し同じ投球動作を行います。速さと制球を兼ね備えた投球はここから生まれます。使えば使うほど必要な筋肉ができていくんですね。筋肉のみならず、ボールを離す微妙な感覚も研ぎ澄まされていきます。
 このルールを使いますと、良い習慣を身につける時にも役立ちます。早起きしよう、毎朝歩こう、毎日ラジオで英語を勉強しよう、等々こうあったらいいなーという思いは皆さんお持ちです。まず始めることです。そして歯を食いしばってもぜひ3か月続けてください。3か月後には当たり前に行っている自分に気付くでしょう。これを体の生理的順応と言います。これもいわば「使えば使うほど使いやすくなる」ことの例と言えるでしょう。
 お若い方々はあまり感じないかもしれません。先の見える年齢になりますと、行く末について誰でも心ひそかに悩み始めます。それはおトイレの問題です。できれば死ぬまで自分の始末は自分でできればいいなと誰もが思っています。人の世話にはなりたくないと願っています。それゆえ、「ぴんぴんころり」などということが切実な願いとして叫ばれるのです。元気で人の世話にならずにサーと旅立ちたいと願うのです。こんな時も、体のルールを活用しましょう。人間死ぬまで歩くことができたら、自分の始末の問題は解消します。死ぬまで歩きたければ、毎日少しでもいいから歩き続けることです。立って歩くことにより体の各関節面に体重がかかり、関節は滑るようになり、歩くための筋肉も維持されます。まさに「使えば使うほど使いやすくなります」。なぜなら、体にはそのような仕組みが、生まれた時にすでに備えられているからです。体の仕組みを知る時、これは驚きの連続です。やはり我々の体は人間を超えた存在が造られたと考えるのが妥当ですね。
 この素晴らしい体のルールをぜひとも活用してください。宝の持ち腐れにならないように毎日使ってください。




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似顔絵(則子).jpg似顔絵(孝夫).jpg


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。山梨大学で精密工学を専攻し卒後、日本製鋼所にて8年半にわたり石油精製所の脱硫塔の設計をするという異色の経歴を持つ。坂路接骨院初代院長である父の影響を受け、柔道整復師・診療放射線技師の資格を取得。父の医療、患者様への熱意と技術を受け継ぎ、坂路接骨院院長となる。「一人一人のニーズに応じた医療を行いたい」という思いを胸に人々が健康で幸せに暮らせる医療を目指し日々邁進している。

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